2010年02月

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いつもお世話になっているブティック社さんの3冊の本に作品掲載していただいております。
そのうちの2冊は昨年10~11月に制作とレシピ作りに勤しんでいた作品。
雑誌だと平均して制作した2~3ヶ月後に誌面で自分の作品に再会するというペース。
この感覚がなかなか面白くって…3ヶ月間土の中に埋めてあったタイムカプセルをあけるような感覚。
ちょっとだけ過去の私は、こんな色合わせに拘っていたな~とか、こんな音楽にはまったていたな~と…気分だけは、原田知世の「時をかける少女」(笑)。
そして客観的に自分の作品をじっくりと見て、一人反省会をする私です…
未来の自分が唸るようなモノヅクリを目指していきたい。
今年もワイヤー道を邁進していきたいと思います。

1冊目は「ワイヤーワークのビーズアクセサリー」
小沼美紀先生、久保亜紀子先生、MON PARUREの先生方、前川仁美先生、磯野美由紀先生、堀内朝美先生、中井恵子先生、赤羽佳代子先生、石黒かんな先生、山口裕子先生の素敵な作品と一緒に新作を含む10点ほど作品とレシピ掲載していただいております。

2冊目は本日発売の「ビーズFriend Vol26」
P57~61の特集「ワイヤーとビーズで楽しむ さりげなく身にまとう Sweet Petit Style」にて

上松ひろみ先生
http://www.arietta2000.com/



の素敵な作品と一緒に
「Fresh Green のブレスレット&リング」
を掲載していただいております。
こちらの素材はすべてX-SENSEさんで購入できます。
http://x-sense.jp/
今回もスタイリングやらせていただいております。
バックチャームとしてもお薦めのブレスレットです。

そして、P126~127に「余合ナオミの香港ビーズの旅レポート」を掲載していただいております♪
余合撮影の写真とレポートと問屋Mapを紹介していただいておりま~す♪

3冊目も本日発売のX-SENSEさんの「ビーズアクセサリー&ビーズカタログ」
http://x-sense.jp/
巻頭で3作品掲載していただいております。
チェーンメイルの作品キットは来月X-SENSEさんにて発売予定です♪

そしてCOSJWEさんでは…
COSJWE GALLERY初めてのキット化作品!
福山縁先生の「Red Gold」発売開始です♪
http://blogs.yahoo.co.jp/kirarin18622
僭越ながらメッセージ書かせていただきました~。
http://www.cosjwe.net/
素敵な福山先生の作品ぜひぜひご覧になってくださいね~♪

また余合キットの「Petit Bouquet」の写真を撮り直しました。
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この作品に対する思いもちょこっと書かせていただきました。
良かったらご覧になってくださいね~♪
http://www.cosjwe.net/crochet/2009/10/post-5.html

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昨日は、京都在住のセリーヌ隊長
http://blogs.yahoo.co.jp/ruru80824
のご案内でクマ隊員とともに、はんなり京都を堪能してまいりました~♪
まずは戦利品をUPしました。
一枚目は下見のはずだったに…真剣お買い物、仕入れモードのスイッチが入ってしまったナオパンダ…
One Seedさん、idolaさん、京都にしかない魅力的なビーズショップがあります。
ヴィンテージカボションがお値打ち価格で感動♪

2枚目はみすやさんで購入したキュートなまち針と偶然見つけたアンティーク着物のお店で一目惚れした針山。

3枚目はずっと行きたかったChiac Chieraでの清水買い。
ヴェネチアのATTOMBRIの作品を扱っています。
ダイナミックなワイヤーワークとアンティークのベネチアンビーズの組み合わせが絶妙なロングネックレスを思わず…。
奥の作品は4年前にベネチアで購入したATTOMBRIのラリエットです。

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セリーヌ隊長の後をひたすらついていく。

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ランチはLes champs d'or
美味しゅうございました。
素敵なシェフのいらっしゃるこちらのお店の詳しい情報は、ハミングバード先生の楽しいブログの
「京都の老舗フレンチ♪」の記事をご覧になってくださいね~♪
http://blogs.yahoo.co.jp/green12ice


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スージー・クーパーのコレクションが飾ってあるホテルモントレのカフェで休憩

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決して、危ない主婦の告白ページの写真ではありません…(笑)。

今回の京都探検は、6月の余合ナオミと行く京都ツアーのための取材。
6月21日(月)~22日(火)
「ワイヤーアート&西陣織のコラボレーションセミナー」
お問い合わせ ロイヤルプラチナ旅倶楽部 西武池袋本店営業所 TEL 03-5949-3970

京都には美味しいお店、和モダンの可愛い雑貨屋さん、そして京都にしかないビーズショップなど魅力的なお店がいっぱい。
「2日目のフリータイム用にお薦めShopのmapを作りたいな~」とセリーヌ隊長にご相談したところ…すばらしいナビゲーターを努めてくださいました。
セリーヌ隊長、クマ隊員ほんま感謝です♪

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織成館さんにもお邪魔してきました~♪
西陣の老舗帯地製造業の「渡文」さんの店舗兼お住まいだった西陣の伝統的な家屋がミュージアムとなっております。

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心地よい機音が工房から聞こえてくる趣のある建物はとっても居心地が良くて癒される空間。
アンティークのお着物とおひな様が飾られていてタイムスリップしたような気持ちに~♪

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美しい糸を使って、手織りを体験させていただきました。
なかなか筋の良いクマ隊員。
パンダも生まれて初めての機織り体験しました。
「Wire Mode」にルーミングという織物を意識した技法を紹介しているので、いつか機織りしてみたいな~とずっと憧れていました。
シャカシャカと一段織れただけでかなり大満足。
子供の頃、昔話の「鶴の恩返し」で初めて存在を知った機織り。
ずっとずっと長年想像していた動きと実際体験してみるのでは全く違いました。
指先から、腕の力、足まですべてを動かして紡ぎだしていく織物の奥の深さは感動します。

6月のツアーでは機織り体験と工房見学、織り地を使った小物制作、そして西陣×ワイヤーのジュエリー制作というかなり濃密な内容を予定しております♪

老舗渡文さんをご紹介してくださったのは友人であり、とっても尊敬している
ライターの吉田ゆうこさん。
http://ameblo.jp/la-verite-beautyworld/
有名女性誌で京都特集の記事をてがける吉田さんが、この素敵なご縁をつくってくださいました。
彼女と初めて出会ったのは30代の後半、ある女性誌で読者として名古屋のセレクトショップをご紹介させていただきました。
その後ビーズ・ニュース10~プラチナまでずっとお世話になった吉田さん。
彼女と光文社さんのスタジオで朝から晩まで一緒に過ごした日々は30代の大切な青春の思い出です。
彼女と出会ってなかったら、今、こんなにもジュエリー制作に夢中になっていなかったと思う。
そして、彼女の書く美しい文章、ページ作り、スタイリングにとっても刺激を受けました。
数々のメディアで美容からスイーツ、ファッション、旅、ホテル情報…と
女性の為に素敵なライフスタイルを提案し続けている吉田さん。
最近ではラジオでもお話されていま~す。
紅茶コーディネーター、紅茶ソムリエでもある吉田ゆうこ先生の講座が池袋コミュニティーカレッジにて春から開講いたします♪
http://www.7cn.co.jp/cc/index.html
私も密かに受講したいな~と思ってま~す♪

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PCいじっていたら、カブの写真がいっぱいでてきたので作ってみました~。
おバカさんですみまそ~ン♪

好きなカラー、見るとほっとするフォルム、マチエールというのが人それぞれ絶対にあると思う。
なぜ好きなのか?と質問されると上手く答えられないけれど…
もしかしたら、この世に生まれて初めて視界に入った色だったり、母が着せてくれたベビー服の色や柄や子供部屋の装飾が潜在意識に残っていて…赤ちゃんの時に体感した色合い、カタチを見ると何の心配も悩みもなく温かい愛情に包まれた時代がフラッシュバックしてくるのだろうか?
子供の頃から好きな色は紫などの中間色で原色は苦手でした。
そして、金属質で装飾的なモノに心惹かれ、古い家の窓枠や柵の文様をじっと眺めるのが大好きでした…。
幼い頃に鉄格子に囲まれて暮らしていた訳ではないと思うので…
なぜだか理由は判らないのですが…

Victoria & Albert MuseumのIronworkのコーナーには私の好きが凝縮されて展示されています。

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同じIron WorkのコーナーにTin缶も展示してあるのです。

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一番古いTin缶は1892年製。

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そして最上階のLevel 6のCeramicsのコーナーには尊敬してやまない二人の偉大な女性クリエーターの作品が展示されています。
一人は「ワイヤーモード」でも大好きと公言しているスージー・クーパー。
女性の社会進出がまだ珍しかった20世紀初頭に陶器デザイナーとしての地位を確立したスージークーパー。
http://www.webscopy.com/susie.html
15年前、初めてV&Aを訪れる前に飯塚恭子さんの「スージー・クーパーのある暮らし」という本に出会ってスージーの器のほっこりした温かいフォルムと繊細な色使いに心奪われた。
初めてのロンドンへの一人旅はスージー・クーパーを探す旅でもありました。
しかし、ロンドンのアンティークマーケットを回ってもなかなかスージーを探し出せない。
V&Aでスージーのコレクションを見つけた時には、愛しの人とやっと出会えたような気持ちになれました。
Ceramicsのコーナーはいろいろな作家とメーカーが入り交じった展示なのですが、スージーの器だけは光り輝いて私の目に飛び込んできました。
本がぼろぼろになるまで平面に印刷されたスージーの作品をずっと日本で眺めてきた。
立体のリアルなスージーの器は私の期待を裏切らず、器の周りにはゆったりとした空気が流れていて、包み込まれるように優しく癒されるような作品。

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そして今回のV & Aではもう一人ずっと憧れている陶芸家ルーシー・リーの工房風景を再現した展示にも感動しました。
さりげなくエプロンが置かれ、ルーシーの器が飾られたブース

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今年の春に日本で大々的な回顧展のあるルーシー・リー
http://www.lucie-rie.jp/
ウイーンで生まれたルーシー・リーはナチスのユダヤ人迫害を逃れてロンドンで創作活動を続けました。
シンプルなのだけど決して無機質ではなく、研ぎすまされた優美なフォルム、奇跡のような色彩の器。
ブースの横では生前のルーシーのインタビュー映像が流されていて、初めて動くルーシー・リーを見ることができました。
高齢とは思えない、身のこなしの軽やかさに驚かされます。

思えば、なぜスージー・クーパーとルーシー・リーに心惹かれたかというと…それぞれの作品集の中で80歳を超えて作品と向き合う凛とした姿がなんとも美しくかっこ良かったのです。
真剣な眼差しで作品を見つめる2人には逆境を乗り越えながらもモノヅクリを続けてきた揺るぎない自信と作品への愛情で満ちあふれている。
こんな風に年を取りたい…。
若さを失っていくことを悲しむのではなく、年を重ねていくことを喜び、成長していきたい。
モノヅクリで名声や富を手に入れる事を目標にしたくない。
ただただ80歳、90歳になった時に大好きなモノヅクリを続けている人でありたいと…。

折しも1995年にスージー92歳、ルーシー93歳で生涯を閉じています。
まさに私がV & Aを初めて訪れた年です。
スージーとルーシーの作品は、永遠にV & Aで生き続けています。

ワイヤーでのモノヅクリは指先を大変使うクラフトです。
「指圧の心は母心、押せば命の泉湧く」とマリリン・モンローを施術したことで有名な浪越 徳治郎先生のような気持ちでいつもワイヤーと格闘しております。
浪越先生も他界されたのは94歳と長寿でした。
そして私の祖母も99歳で亡くなっています。
祖母のお姉さんは100歳を超えても元気で現役で仕事をしていたので、NHKのニュースで紹介されたことがある長寿の血筋。
長生きにだけは変な自信があります(笑)。
あとはモノヅクリを頑張るぞ~♪

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最近出版となりました「ビーズ・ビーBest of Best マイ・ビーズジュエリー」のP16に
懐かしいCamelliaのブローチとCirclleピアスを再び掲載していただきました。

また昨日出版となりました「ビーズ・ビーVol.26」のP62~63に
チェーンメイル×ワイヤーモードの「Mandala Chainのネックレス」が詳しい写真によるHow toとともに掲載していただいております。

そして、P92~93には

木坂牧子先生
http://blogs.yahoo.co.jp/hirokumakun0303

中村美紀先生
http://soleil-724.blog.so-net.ne.jp/

による「とっておきの香港 ビーズ買い付けツアー」のレポートが~♪

木坂先生と中村先生の楽しいレポートはコロネットさんのサイトにもUPしております。
http://www.gakusyu-forum.net/topics/tp_095.php
ぜひぜひご覧になってくださいね~♪

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