2010年03月

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身につけて楽しめて、
インテリアの中でも絵になるような…
フォトジェニックな作品を作っていきたい…

特別なスタイリングをせず、家に放置してあるままを撮ってみました(笑)。
休憩中のくたっとしたBIJOUX達です。
味わいのあるワンコは香港の清水メイさんからのプレゼント。
1930年代のヴィンテージ。
ワンコも私も日本で元気にしてるよ~
ありがとね~♪

お友達二人から嬉しいお知らせが…
Happy Wedding♪
自分のことのように嬉しい♪

15年前、夫との結婚が嬉しくて嬉しくてしかたなかった。
あの時は「夫と結婚できれば、もう何もいらない…」と思っていた。
あ~年月は人を変える…。
少しでも「初心忘れるべからず」と家のいたるとこに結婚式の写真を飾っている。
もともとモノクロでアンティーク調に撮ってもらった写真。
すっかり本物アンティークに…。

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もう自分は必要ないはずなのだけど…
映画などで見る海外のウェディングスタイルに憧れて洋書を集めてます。
おすすめの2冊と最近気に入っているLove IN BOSSA
WeddingのBGMにおすすめです♪

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もう次はないと思うのだけど…(しつこいですね)
もしもの時に、BGMに絶対かけたいのが
この曲…
ハウスマーティンズの時から好きだった
The beautiful south の「This will be our year」
http://www.youtube.com/watch?v=8SPJwbAtXSw&feature=player_embedded#
もとは60年代に活躍したZombiesの曲
歌詞がキュンときます。

http://www.youtube.com/watch?v=jf7wRe4AUtU&feature=related
ゾンビーズ版も発見!
たしか「好きさ好きさ」のGSの曲の元ウタもZombiesだったような…。


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もう絶対に次はないのに、ついつい購入してしまうアンティークのティアラにクラウン。

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「ワイヤーモード」のStyle.12のティアラ
お嬢様の結婚式の為に作りました~
生徒様がお嬢様の為に作りました~
と嬉しいご報告を頂戴いたしました。
ハンドメイドで幸せの日のお手伝いができるって素敵ですよね♪

Happy Wire Wedding♪

食中毒になったパリにリベンジしたいなと
谷あきらさん著の「パリの蚤の市」を取り寄せました。

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谷あきらさんは昨年出版した「モードジュエリーメイキング」を撮影した目黒の
アンティークショップ「ボワズリー」のオーナーです。
http://www.ornedefeuilles.com/boiserie/index.html
パリと古いモノを愛する気持ちが伝わってきます。
蚤の市フリークにはたまらない夢先案内本です。

「モードジュエリメイキング」の前に出版した「ワイヤーモード」では初めて書籍でスタイリングも手がけさせていただきました。
その時に亡き父が東欧に出張するたびにお土産で買ってきてくれたテーブルクロスのことを思い出し、
母に頼んで実家から送ってもらいました。
段ボール箱いっぱいに詰まったハンドメイド刺繍のリネンクロス。
母は「もったいない」とほとんど使っていないのでタグもついたまま。
段ボールから取り出すと、父が30年前にチェコ、ハンガリー、ルーマニア、ポーランド、ユーゴスラビアで買い求めたほぼそのままの状態がよみがえりました。
今、スタイリングに活用しています。

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大人になって一人旅をするようになって、旅先で安易に「布だから軽い軽い」とシーツ等を購入すると
結構スーツケースの中でかさばるし、どっしりと重量もあるのに驚きました。
父が東欧で仕事していた時は、まだ鉄のカーテンが存在していて、東と西にヨーロッパははっきり分断されていた。
ポーランドでワレサ議長が連帯を立ち上げ、ソビエト支配の共産主義からの変革の時期。
父はワレサ議長やルーマニアのチャウシェスク政権、ユーゴスラビアのチトー大統領の葬儀などを取材してTVでレポートしていた。
テレビでは饒舌な父も家庭では寡黙で決して良き家庭人というタイプではなかった。
幼少期、土曜日は父が徹夜で仕事の日だった。
平日は帰りは遅く、日曜日は一日寝ていた父。
社宅の窓から友達がお父さんとキャッチボールをする姿を羨ましく眺めていた。
父と腕を組んだのは結婚式の時が初めてだった気がする…。
そんな父が取材の合間にどんな気持ちでクロスを選んでいたのだろうか?

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30年前に父がチェコから持ち帰った古い人形も大切にしている。
いつも必ずお土産屋さんに売ってるような民族衣装を着た人形を買ってきてくれた父。
中学生ぐらいになって自分の部屋にずらっと並んだ30体ほどのプラスティックの人形がちょっと怖くなった。
「今度から木のお人形を買ってきて」と生意気にもおねだりした私。
私の中ではくるみ割り人形のような手軽で素朴なものを想像していました。
しかし、出張から戻ってきた父に手渡されたのは、けして可愛いとは言えないこのお人形…。
「100年以上前のアンティークで本来なら博物館に入る品物だ。チェコスロバキア政府に国外持ち出し許可証を発行してもらったよ」と珍しく興奮してしゃべる父。
そして、父のあまりにも極端な行動に私はただただびっくりしていた記憶がある。

父の軌跡をたどる東欧の旅をしてみたい。
父が持ち帰ったリネンクロスの心地よいさらりとした感触、
人形の温かい木のぬくもりを感じては、亡き父へと思いを馳せる。
お土産が、シャイで多忙だった父の家族への愛情表現だったのだと…
母や私の喜ぶ顔を見たい一心で忙しい仕事の合間に選んでいたのではと…
そんな父に対して、なんでもっと素直に「ありがとう」と伝えられなかったのだろうか…。
父の想いは、残してくれたモノの中に永遠に生きている。
そして、父の代わりにいつまでも私を見守り続けてくれる…

古いモノに込められたストーリーが、私の心を揺さぶり続けるのだと思う。

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夫とは12歳年が離れているので干支が同じ「午年」。
結婚当初、「いつかアンティークの木馬が欲しいね」と話してた。
今回、パリでもロンドンでも素敵な木馬に巡り会ったのだけど…
自分のことで精一杯で、すでに荷物はパンパン、
それに…スーツケースにとても収まる大きさではなかった…。

いつの日か夫の驚く顔と笑顔を見るために…
                 木馬を担いで帰ろう~。

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久々の大物買い。
鳥取のマナーハウスさんから届きました。
http://www.sanin.com/daisen/manor/
SHABBYな感じがたまらない。
撮影用にも大活躍しそう♪
夫からは「なんでこんな古ぼけた椅子を…」「カブにおしっこ引っ掛けられるぞ~」と、かなり嫌みを言われましたが…。

大学卒業後に研究室に残って働いてました。
卒業したのは美術学部だけど仕事で残ったのはデザイン学部。
プロダクトデザイン、インテリアデザイン、クラフトデザインが一緒になった立体デザイン科。
研究室にはマッキントッシュ、ル・コルヴュジェ、イームス、ハンス・ワグナー…名だたるデザイナーの椅子がその当時10脚以上置かれていました。
毎年、学生の研究資料として一脚ずつ増えていくデザイナーズチェアー。
あれから20年以上たった今、いったい何脚ぐらいになっているのだろう?
確かに逸品と言われる椅子は毎日見てても決して飽きない無駄のないデザイン、座り心地も大変良くて素敵な椅子に囲まれた幸せな仕事環境でした。

でも、いざ自分が結婚することになった時、嫁入り道具に選んだのは、
この一脚の古いスツール。
デザイナーズチェアーとかは…なんだか自分の身の丈にあっていないというか…。
スーパーモデルと結婚するような感じできっと落ち着かない…
一緒にいたいなと思うのは、もっと家庭的な子…(笑)。

この子とは大学3年の時に出会った。
アトリエ用に友人と一緒に使っていた古い木造の借家の庭に捨てられていた。
雨ざらしになっていた椅子に自分で白いペンキを塗りました。
24年間生活をともにし、私を見守ってくれているスツール。

大学の最初の2年間、平面のキャンバスに立ち向かう毎日にかなり行き詰まっていた。
このスツールにペンキを塗った時…
立体物に筆を走らせることに、
絵画のようにただ飾って眺めるだけでなく、
使えるモノを生み出すことに、新鮮なときめきを覚えた。
私の思い出がいっぱい詰まった愛しいスツール。
夫より長い時間を一緒に過ごしている。

年をとればとる程に、きらびやかモノよりも
重ねてきた時のぬくもりを感じられるノスタルジックなモノに心惹かれる。

東京2日目の夜はX-SENSEの李さんと巣鴨のお魚の美味しいお店で
熱燗できゅっきゅっと…

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ふぐの唐揚げ、お刺身、蛤の酒蒸しをいただきながら
ビーズ談義に花が咲く。

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スワロフスキー社さんもXーSENSEさんも手芸業界、ビーズ業界全体を盛り上げていこうと
考えて行動していらっしゃるのに頭が下がる。
何回目かに会ったときに「余合さん、仁義よ、私は仁義を大切にしたいの」と
日本人の私も忘れかけていた言葉を発する李さんに惚れました。
私利私欲に走る人も多い昨今、なんて粋で男前…。
出会って一年…くじけそうな時もモノヅクリを応援してくれた李さん、
私より年下だけど…思わず「李姐さん」と呼びたくなる…。


翌日、渡邉和美さんと京都ツアーの打ち合わせ

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渡文さんの美しい織り地を拝見して、うっとりしながら
日本の伝統文化を誇りに思いました。
http://www.watabun.co.jp/index.html

渡邉和美さんはパリのLesageでお仕事されていました。
Lesageの刺繍学校で講師もされていた素晴らしい方です。
玉留めもできない私は大大尊敬しております。
http://www.lesage-paris.com/

和美先生が京都ツアーの為に素敵なご提案してくださいました。
今回教えていただくのはPlateau。
ビーズトレーです。
針刺しもあるすぐれもの。
フレンチシックの優美なデザイン。
布地は渡文さんの絹の織り地から選べます。

そして私、余合も渡文さんの織り地とビーズを合わせたネックレスの講座を予定しております。
こちらも何種類かの織り地からお好みでチョイスできますよ~。
2作品のモノヅクリと機織り体験、伝統工芸師の先生からのレクチャーと盛りだくさんの内容です♪

残席わずかとなりましたが、京都ツアーでご一緒できますのをとっても楽しみにしております。
よろしくお願いいたします。

6月21日(月)~22日(火)
「ワイヤーアート&西陣織のコラボレーションセミナー」
お問い合わせ ロイヤルプラチナ旅倶楽部 西武池袋本店営業所 TEL 03-5949-3970

その日の夜、夫と沼津で待ち合わせ。
漁港でお寿司を食べようと盛り上がる。
しかし、お店がいっぱいあってどこに入って良いのやら…
たまたま通りがかった市場の方におすすめのお寿司屋さんを教えていただいた。
あまりにも飾りっけのない店構えに夫は一瞬躊躇する。
教えてくださった方はすこぶる感じの良い方だったので…思い切ってのれんをくぐる…

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店内も昭和で時がとまってる感じ…
少々ドキドキしながらカウンターに座って注文すると…
ネタが新鮮で絶品でした。
太刀魚と生ホタテに大トロに舌鼓して大満足。
見かけじゃなくて中身で勝負のお店でした。

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昨晩は夫がお気に入りのカセットコンロ「BO-」でヒラメの煮付けと豚肉となすの炒め物を作ってくれました。
昨年末「Bo-」を買い与えてから、料理の腕をメキメキとあげている夫。
良い買い物をしたわ~。
夫が「Bo-」で料理する姿を見るたびに、なぜか子供の頃憧れたママレンジを思いだす。

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今日は夫と二人で日々の糧に感謝を込めて台所の大掃除。
くいしん坊!万歳な一週間を締めくくる。

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