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久々の大物買い。
鳥取のマナーハウスさんから届きました。
http://www.sanin.com/daisen/manor/
SHABBYな感じがたまらない。
撮影用にも大活躍しそう♪
夫からは「なんでこんな古ぼけた椅子を…」「カブにおしっこ引っ掛けられるぞ~」と、かなり嫌みを言われましたが…。

大学卒業後に研究室に残って働いてました。
卒業したのは美術学部だけど仕事で残ったのはデザイン学部。
プロダクトデザイン、インテリアデザイン、クラフトデザインが一緒になった立体デザイン科。
研究室にはマッキントッシュ、ル・コルヴュジェ、イームス、ハンス・ワグナー…名だたるデザイナーの椅子がその当時10脚以上置かれていました。
毎年、学生の研究資料として一脚ずつ増えていくデザイナーズチェアー。
あれから20年以上たった今、いったい何脚ぐらいになっているのだろう?
確かに逸品と言われる椅子は毎日見てても決して飽きない無駄のないデザイン、座り心地も大変良くて素敵な椅子に囲まれた幸せな仕事環境でした。

でも、いざ自分が結婚することになった時、嫁入り道具に選んだのは、
この一脚の古いスツール。
デザイナーズチェアーとかは…なんだか自分の身の丈にあっていないというか…。
スーパーモデルと結婚するような感じできっと落ち着かない…
一緒にいたいなと思うのは、もっと家庭的な子…(笑)。

この子とは大学3年の時に出会った。
アトリエ用に友人と一緒に使っていた古い木造の借家の庭に捨てられていた。
雨ざらしになっていた椅子に自分で白いペンキを塗りました。
24年間生活をともにし、私を見守ってくれているスツール。

大学の最初の2年間、平面のキャンバスに立ち向かう毎日にかなり行き詰まっていた。
このスツールにペンキを塗った時…
立体物に筆を走らせることに、
絵画のようにただ飾って眺めるだけでなく、
使えるモノを生み出すことに、新鮮なときめきを覚えた。
私の思い出がいっぱい詰まった愛しいスツール。
夫より長い時間を一緒に過ごしている。

年をとればとる程に、きらびやかモノよりも
重ねてきた時のぬくもりを感じられるノスタルジックなモノに心惹かれる。